健康になるための基本(水)について

からだにいい水

私達の身体から一日に排出される分の量は、約1.5リットルです。
水分は主に皮膚、肺、腸、腎臓から失っているのですよ。


これらは身体の中から毒素を出す為に必要なことなのです。
身体は分を排出するために、エネルギーとしてグルコースを燃やします。そのために
身体は3分の1リットルのを作り出す必要があります。


ですから、最低でも2リットルのを体内に入れる必要があるのです。でも、それだけの
量の水を飲んでいる人はほとんどいないのが現状です。


例えば、コーヒー、紅茶、コーラ、ビール、その他のジュース類。これらはどれも利尿剤
で摂取した水分のほとんどは1、2時間後に排泄系に流れます。


こうなると、脳の細胞に水分を与えることもできないのです。真皮は身体の優先順序か
らすると下の方ですから結果として特にお肌は慢性の脱水状態であると言えます。


これは、大袈裟ではなく、影響は疲労、頭痛、消化不良、関節痛などによく現れていま
す。


脱水症状は喉が渇くと思いがちですが、慢性の脱水症は、喉が渇くメカニズムが鈍くな
っているため脳に伝えるメッセージが妨げられています。


この喉が渇くと感じること、それは単純に充分に飲んでいないからなのですよ。
一日2リットルの水を飲むようになれば、自然と身体から欲しがるようになるものなので
す。


一日に2リットルも水を飲むとトイレが近くなる・・そういう心配も要りません。身体は私
達が水分を充分に飲み始めたら、膀胱の能力も増大していきます。


水の供給が増えれば真皮にある細胞がふっくらとします。それに、体重が減ります。
これ、本当ですよ。 更に水分を十分に体内に入れることができればコラーゲンの働き
もとてもスムーズにいきます。


体内のエネルギーのレベルが低い時は脳の中枢にあるコントロールシステムが空腹と
喉の渇きの感覚を同時に表します。
そんな時に甘い物を食べるのを止めて水を飲んだら、空腹感もなくなります。
そして、身体にはとてもいいのです。


水の代わりになるのはフルーツです。フルーツと野菜は約90%が水分ですので水だけ
を2リットル飲むのは苦痛でしたら、フルーツか野菜で補ってみて下さい。


身体に必要な水分量は、人それぞれで違いますが簡単な計算法を書いておきます。
これは、涼しい気候のときにごく普通の生活をした場合の量です。


例えば体重が60kgとします。それを8で割ると、7.5になります。四捨五入して8です
ね。  コップに8杯ということなのですよ。大体、それは2リットルになります。


フルーツや野菜で水分を取るときは、それらが約1kgの量をおとり下さいね。
1kgで約1リットルの水分量になります。


寒いときは少し温めてショウガの汁を絞った物などを入れたり、レモンを絞って入れたり
して飲みます。


お風呂上りや運動後は水を飲むととても甘く、美味しく感じられるではないでしょうか。